仏舎利塔

日本の仏教信者の心の拠り所に
 昭和52(1977)年、釜石大観音に隣接して仏舎利塔が落慶しました。インド・スリランカ様式で建てられた白亜の仏舎利塔のなかには仏舎利パゴダ(安置塔)が置かれ、その中央には、今から約2600年前に亡くなられたお釈迦様のご遺骨・仏舎利が収められています。
 この仏舎利は、昭和50(1975)年、スリランカ共和国のケラニア大寺院から寄贈されたもので、日本のすべての仏教信者に手を合わせていただけるようにとの願いが込められています。
 仏舎利の授受奉迎には、当時の大本山永平寺東京別院監院・丹羽廉芳老師を奉迎名誉団長とする、十七世・雲汀晴朗和尚を含む奉迎団がスリランカに直接赴きました。ケラニア大寺院のヴィジタ大僧正、スリランカ大統領代理の文化大臣臨席のもと、現地の十万人もの民衆信者が見守るなか分骨が行われました。
 仏舎利塔内には、パゴタを囲むように関口正男画伯による釈迦四大事壁画が掲げられ、地下には、日本仏教各宗派の祖師をお祀りしています。
高さ24m。内部の仏舎利安置堂の形に合わせ、天にそびえる塔がデザインされています。昭和52年4月落慶。
仏舎利安置塔(仏舎利パゴダ)
高さ3.2m。丸輪のなかに、仏舎利カスケットに入ったお釈迦様のご遺骨と、スリランカから寄贈された800カラットのトパーズが収められています。
京都・清水寺 森清範貫主による揮毫
2015年5月6日、釜石大観音で東日本大震災の慰霊法要が行われました。法要には、「今年の漢字」の揮毫で知られる京都・清水寺の森清範貫主が招かれ、訪れた被災者の前で「縁」の一文字をしたためました。この揮毫は、仏舎利塔内に展示されています。
釈迦四大事壁画
関口正男作。お釈迦様の生涯を描いた4舞の仏教画が、パゴダを囲むように飾られています。
  • お釈迦様がお生まれになった「降誕」
  • 悟りを開かれた「降魔成道」
  • 初めてお説法をされた「初転法輪」
  • 入滅された「涅槃」
初転法輪仏
仏舎利塔正面に安置されています。ブッダとなったシッタルタが、同行者にご自分の悟られた教えを初めて説かれた場面を表わしています。
八宗祖師堂
日本仏教各派の祖師像や、縁結びの神として信仰される愛染明王像などをお祀りしています。宗派の壁を越え、仏教の教えを広めたいとの願いが込められています。
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